※ママノートにて連載している記事が公開されました。
★「教育資金の一括贈与」について知っておきたいこと<ママノート>
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子です。
私は、ママが楽しく家族と暮らしていく上で知っておくと良いお金の知識を、セミナーや執筆、また個別相談などで発信し、家庭もママ自身も、より満足度の高い生活を過ごしていけるようサポートをしています。
このコラムでは、小学生ママに知っておいて欲しいお金の情報をお届けしています。ちなみに私自身も小学生ママ8年目! 一緒に学んでいきましょう。
■教育資金の一括贈与制度はこういうもの
祖父母等から教育資金を非課税でもらえる制度が2013年4月からスタートしています。祖父母が金融機関から話を聞いてきて乗り気になっているケースもあるのでは?
また、年末年始に帰省する時に、もしかしたらこの制度の話が出るかもしれません。制度の概要と注意するポイントをまとめます。
まず、贈与税とは何かを押さえましょう。誰かが誰かにお金をあげた場合、身内でも(夫婦でも親子でも)お金をもらった人は贈与税という税金を納める必要があります。
ただし、年間110万円までは税金がかからず、超えた分に税金がかかる仕組みになっています。また、扶養している子どもの生活費について税金はかからないので、学費や仕送りにもかかりません。
贈与税には様々な特例があり、そのうちの一つが「1500万円まで一気に贈与されても、教育資金に使うのであれば30歳までは贈与税は払わなくていいよ」というこの制度です。
<教育資金一括贈与制度のルールと注意点>
続きはこちら